和室が3部屋もある間取りでした。間仕切り壁も多くフロア全体が何となく暗い感じです。
4部屋を2部屋にして、それぞれのスペースを広くとりました。和の空間と広々として子供が走り回れるスペースをご提案させていただきました。
何故か理由は不明との事ですが、中華屋さんで使用するような火力の強い業務用のガスコンロが組み込まれていました。
一般的な長さ2550タイプのキッチンにゴミストッカーワゴンを追加して設置しました。周囲の壁は掃除が楽なキッチンパネルです。
キッチン背面の収納棚ですが、スペースが足りなくて細かいものが作業台の上に並んでいます。
キッチン背面の収納部ですが、棚柱を取り付け可動棚を設置しました。
タイル仕上げのお風呂は肌感触が冷たくて冬場は特に暖房を強くしないと中々温まりません。よくそうはステンレスだったので温まりやすいが冷めやすいというものでした。
ゆっくりお湯につかることができる段付きの浴槽です。浴槽内にもハンドグリップを設けてあります。
浴室への入り口は10センチほどの段差がありました。
床はクッション性もあり水はけのよい「ほっカラリ床」で全体的に明るい配色によって清潔感のある雰囲気です。
トイレ内にコンセントが無いのでウォシュレットや暖房便座を付けることができませんでした。
コンセントも取り付けました。便器は標準的なTOTOのピュアレストQRです。手洗い器はベッセル型で、カウンター下はオープンになっています。壁クロスは手洗い器の正面だけアクセントにしてあります。
4か所あったトイレのひとつは、最近ではめったに見かけなくなった「またぎ」タイプでした。
トイレ内の段差をフラットにして、腰掛便器に変更です。
間口は広いが収納スペースが足りていません。
鏡の裏側も小物が収納できるので見た目がすっきり。
洗面台と鏡がセパレートなので鏡に映る範囲が狭く収納も不足していました。
化粧台本体は引き出し式の収納で、鏡も裏も小物が入るスペースを確保しています。化粧台本体の最下段は体重計が収納出来て、引き出してそのまま乗って計測できるようになっています。照明や蛇口はタッチレスなので清潔です。
左側が撤去する間仕切り壁になります。
窓から左側が広がったスペースになります。
テーブルの上にはペンダント照明が一つでした。
天井にはライティングレールを設けて、ペンダント照明や部分的にスポットライトなどもフレキシブルに設置できるように致しました。大きな開口部のサッシはカバー工法にて断熱性の高いペアガラス仕様になっております。
窓が大きく明るいのは良いのですが、幹線道路沿いなので車の騒音はかなりうるさいレベルでした。
大きく、たくさんある開口部ですが、カバー工法でサッシをリニューアルしたため、断熱と合わせて車の騒音に対しても有効でした。
和室の内の一部屋はほぼ物置となっておりました。
部屋と部屋の間仕切り壁が無くなったので、広い空間が出来上がりました。
後から取り付けたエアコンの配管が露出になっていて 大変見栄えが悪い仕様でした。
エアコンの配管を隠蔽してすっきりとまとめました。 畳は周囲の床と高さを揃えて段差のない仕上げとなっています。畳があるだけで心が落ち着きます。
元々和室は廊下よりも一段高くなっていました。
廊下だったスペースを一つの広い空間にしてありす。和室はあえて一段高くして、入り口の開口部は明かりを取り入れるために曇りガラス風の4枚引き戸となっています。
鉄製のドアで西日の直射日光で部屋の中まで暑くなってしまう状況でした。苦肉の策でドアの表面に市販の断熱シートが貼ってあり、とても違和感がありました。
既存のドア本体ははずして、ドア枠の上から新しい枠を取り付けるカバー工法にてリニューアルです。防犯対策もしっかりでき、断熱効果もあります。床のタイルも既存のタイルの上から新しい150角のタイルを重ねて施工しています。
上下2段に分かれている収納量はたっぷりの玄関収納でしたが、経年劣化でポリ合板の扉の汚れが目立つようになっていました。収納内部と扉自体は問題なく使用できる状態でした。
内部は清掃のみの作業ですが、表面はサンゲツのリアテックという商品を貼りました。色柄は豊富にあるので自分好みのもので施工できます。
1階から3階までの大きな吹き抜け空間なので、冬は寒く、夏は暑い環境でした。
フロアタイルで仕上げて、段鼻のノンスリップもいれてあります。手摺はウレタン塗装できれいに仕上がりました。天井にあったスポットライトは器具自体も変更して、壁のコーナー部分に移動しました。
直線階段と踊り場が連続する階段室。一般的な住宅の階段巾と比較しても20センチ以上広い造りです。
吹き抜け部分の天井から階下の壁の一部を木目で仕上げました。壁と同色のクロスで仕上げるよりも落ち着いた温かみのある良い雰囲気を演出できます。
大きな洋服ダンスが二竿置いてあり、部屋が狭くなっていました。
洋服をしまうスペースとしてハンガーパイプ付きのクローゼットを造りました。
二間続きの和室に一間間口の収納がありました。
和室を洋室にして、大きめのクローゼットを配置しています。
単なる物置となっていた場所でした。
部屋の中心に天井までの壁を2か所立てました。当初は壁の間にカウンターを設置する予定でしたが、電動で上下する市販の家具を置くことにしました。壁に設けた開口部は圧迫感の軽減と空気の流れを良くするためです。
床はPタイル貼りで、ロールスクリーンの裏には出入り口のスチールドアがありました。
出入り口のドアはカバー工法でアルミドアに変更しました。天井から吊り下げ式の物干し掛けを取り付けてあります。家事テーブルを設置する予定の天井にはライティングレールにスポットライトを取り付けました。
建築のタイプ | 戸建住宅 | 築年数 | 30年以上 |
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工期 | 3ヶ月以上 | 費用 | 3,000万円以上 |
神奈川県 横須賀市、三浦市、湘南エリア(鎌倉・逗子・葉山)